
食品関連コンサルティングを行うMD-Planningが開発を支援し、広島県・江能倉橋島(えのうくらはじま)半島の牡蠣を活用したご飯のお供「おともがき」が誕生。
小売店やポップアップショップなどで、2月以降順次販売がスタートする。
半島の食材を全国へ。2種類の「おともがき」が誕生

「おともがき うま辛味噌 80g」1,200円(税別)
ご飯のお供「おともがき」は、広島県南西部に位置する江能倉橋島半島から誕生。

「おともがき しょうゆ山椒80g」1,200円(税別)
希少な広島県産牡蠣を活用した2種類が同時お目見えした。観光消費にとどまりがちな地域食材を「日常の食卓」で継続的に手に取ってもらうことを目指し、流通・加工の観点から再設計。近年の海洋環境の変化等で出荷が大きく落ち込み、冷凍で保管されていた広島県産牡蠣を活用した数量限定の希少な商品である。
希少な広島産牡蠣を佃煮の老舗が商品化
「おともがき」の開発はMD-Planningが半島地域の食品の拡販を目的に支援し、江能倉橋島半島・中野水産の牡蠣を使用。商品化を東京で約100年にわたり佃煮づくりを続けてきた食品メーカー遠忠食品が担当した。中野水産は江能倉橋島半島で牡蠣の養殖を行う生産者だ。県が指定する清浄海域・音戸の瀬戸で生産され水揚げされた牡蠣を、衛生管理を徹底した室内の牡蠣打ち場で身を傷つけないようひとつひとつ丁寧に手作業で殻剥き。安心・安全な牡蠣づくりに取り組んでいる。佃煮づくりの確かな技術を持つ遠忠食品は、素材の背景や生産者の想いである「半島産牡蠣の持つ本来の旨みを活かしたい」という「おともがき」の商品開発の考え方と親和性が高いことから商品化を担当した。
半島のブランド力アップを目指す国土交通省の「美食半島」
日本各地の半島地域では、「人口減少による生産者の減少」「地理的要因による流通コストの高さ」といった課題が存在している。中でも水産物は「鮮度」「輸送」「規格」の制約が大きく、観光地での一時的な消費に留まりやすいのが現状だ。また半島地域の事業者の多くは、アナログな業務環境や事業者同士のつながりの乏しさ、人材不足といった構造的課題を抱えており、自社だけで商品の魅力をPR・発信することが難しい状況にある。

「おともがき」は国土交通省の半島振興対策推進事業「美食半島」のもとMD-Planningが地域の事業者と商品を開発。「美食半島」は全国23道府県、29か所の半島の自然豊かな土地で獲れる水産物、肉、野菜などこだわりの産品を使用し、半島の産品の認知拡大・ブランド力アップと拡販を目指す国土交通省の事業である。MD-Planningは各自治体と外食店とをつなげ「継続的な購入による作り手の収入安定」「半島地域の食文化の継承・発信」「食を通じた関係人口の創出」を目指し、半島産品とのコラボメニューの考案・半島フェアを実施。半島産品を使った商品開発や販売も行っている。
「おともがき」は広島県内の水産事業者と連携し、現場の課題や声を反映しながら開発。半島産の牡蠣が持つ本来の旨みを最大限に引き出すことを目的に、佃煮としてのバランスを丁寧に調整。濃すぎず、薄すぎない味わいなのでご飯はもちろん、パンやパスタ、お酒のお供など幅広いシーンに馴染む。また生産者・加工者と密に対話を重ね、日常の食卓でも楽しめる味に仕上げることで初めての人でも手に取りやすい商品を目指している。
「おともがき」は小売店やポップアップショップなどで、2月以降順次販売がスタート。ご飯のお供やお酒のおつまみに味わってみてはいかが。
MD-Planning公式サイト:https://mdp-japan.com
(夏木里緒)